2007.02.16

薬係り

毎週金曜日、誰かが薬係りに任命される。

光栄にも一日中・・立ちっぱなしで一週間分の薬の仕分けをする。 

今日は私・・・・
まだこんな薬飲んでんの~
粉薬が鼻にムズムズ~
また間違ってるぞ~
なんでこんなにいっぱい~

こんな感じで一日が終る。。

なにをしてるこっちゃ=(+_+)

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2007.02.15

中心静脈栄養

あと数ヶ月で100歳を迎える男性。
GCの術後で胃が殆どない。
経鼻カテーテルで栄養を補うが、逆流性肺炎を繰り返してしまう。
絶食状態で持続補液。
やせ細った体はあらゆる褥創好発部位の骨が突出している。
除圧にも限界がある。
成るべくしてできてしまった仙骨部の褥創。
栄養は殆ど入らず、持続点滴の血管にも限界がきている。
褥創はドンドン悪くなる。。

今日、やっと・・IVHが施された。
鎖骨窩静脈ではなく・・頚静脈から・・
しかしながら・・・
カテーテルは無残にも心臓とは反対の上方へ向いていた。
あ~高カロリーは入れることができない。。
あ~あ。。

今日も一日疲れた・・(ーー;)

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2007.01.06

ノロウイルス

昨年末からはやりだした流行性急性胃腸炎
私の所属する病棟でも流行しました。

普通でない下痢を起こした患者様が出た時・・
私達ナースは、「これはおかしい!」と上司に訴えました。
その時すでに世の中ではノロウイルスが流行し始め、それを疑うのはあたりまえでした。

介護職員がオムツを交換する時、その手袋は3人に一人の割合で交換する。その3人の一人一人にはお手拭でてをぬぐってからオムツ交換をする。そんなオムツ交換を指導していました。
そのウイルスの性質から考・・直ちにそんなオムツ交換の方法を改めるよう訴えました。
これまでもその訴えは続けていましたが、改める気配もなく・・
このような下痢の患者様が出現しても改めてもらえませんでした。

そうこうしているうちに・・次から次へと・・水様の激しい下痢。噴水状の嘔吐。

やっと・・やっと・・便・吐物を検査に出しました。
検査結果に6日間かかりました。
その間にも患者は増え・・職員も感染していきました。

検査結果がでてから・・病院を上げての対策。。
全く遅い。。
既にその時には患者様の三分の一は感染。
職員の三分の一も感染。

ここにきて・・やっと下火になってはきましたが、まだ2日に一人くらいの割合で感染らしき患者様は出現しています。

このノロウイルスで誤飲性肺炎で命のを落とした患者様もいらっしゃいます。

危機管理体制。。
今一度考えていかなくてはならない時でしょう。。
しかしながら・・この反省も生かせず・・未だマニュアル作りにも乗り出していない・・
一体この病院はどうなるのでしょう。。


幸い・・私は発病しませんでしたが・・きっとキャリアではあったと思います。

クタクタの年末年始でした。

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2006.11.13

大腿骨骨幹部骨折

大腿骨が真ん中でポキリと折れていた。

SHAのOP後後遺症で寝たきり状態の女性。
自力体動は不可・かなり長期の寝たきり状態のため下肢の関節拘縮は著しい。
気管切開のため声こそ出せないが開眼はしており微かなうなずきは見られる。微かな表情変化もある。

骨の転位による大腿部の変形で気付いた。
数日前のオムツ交換時に膝関節がポキッと鳴ったのを聞いた者がいる。
レントゲンで鋭角に折れた骨は段違いに交差していた。
不思議なのは、あれだけの骨折で出血による腫脹がほとんどないこと。バイタルにも変化がないこと。表情にも変化がなかったこと。

ただちに、総合病院へ転院の措置がとられたが・・・
転院先の病院へ転送するが・・・
すぐに戻って来られた。
なす術(スベ)がないから。
そうかもしれない・・・
肺炎で高リスクのため手術はできない。
膝関節・股関節の拘縮で牽引もできない。
将来的にも歩行する可能性はない。

疼痛に対してはどうするんだ。
清潔面の援助はおろそかにならないか。
体位変換はしっかりしないと褥創ができるぞ。肺炎悪くなるぞ。

一般人といっていいほどの介護者・ナースも知識不足の者が多く・・
ドクターですら「専門外」と発言してしまう。


患者様は命ある人です。
私はやっぱり声大きく意見を述べることをやめることはできない。。

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2006.10.25

ナースの涙

ナースが流してしまう涙・・・。
どう思いますか?


看護学生の頃、病院実習で受け持ちのおじいちゃんが亡くなった。。
ベッドサイドでも大泣きし・・
実習時間のほとんどを半泣きで過ごし・・
帰ってからも寮でシクシク泣き・・

「これから看護師なるんだから、そんなことでどうするの!患者さんの前で涙なんて見せていたらプロとして失格よ!」と先輩方から注意を受けた。


新人ナース・中堅ナースと経て熟年ナースになりかけている今でも・・・・・
やっぱり涙は溢れる。。

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2006.10.23

空床

夜勤のため、出勤。
白衣に着替え・・気持ちをあらためキャップをかぶる。
まず、ナースステイションを訪れると・・四人分読み取れる転送心電図モニターに目を向けた。
一つ空いていた。
やっぱり・・・・・

脳梗塞の後遺症で右半身麻痺、肺癌にも罹患し・・約一年前に転院してきた高齢の男性。

先週あたりから呼吸状態が悪化し、俗に言う危篤状態となった。
家族関係は難しいながらも、毎日夕方になると私と同年代くらいの娘さんが姿をみせていた。
状態悪化に伴ないその娘さんは午前中も姿をみせるようになった。

夜勤の前日・・日勤で・・・
呼吸状態がより一層悪くなり、手足は冷たく・・下顎呼吸というあえいだような呼吸を呈するようになってしまった。
それでもウッスラ開眼しこちらを見ていてくれいるように感ずる。
日勤が終わりをむかえる時・・私はその患者様のベッドに訪れた。
娘さんと一緒にその男性の冷たくなった手を握り・・・
よく頑張ってきたよね。。。
もう楽になってもいいよね。。。
だけどお別れするのは寂しいね。。。
でもしんどいよね。。。
あ~むずかしい。。。
などと娘さんと共に言葉を交わしながら・・・共に胸が熱くなった・・・
でも・・私が来る明日の夜勤まで待っていてね。。。
とても複雑な気持ちで言葉をかけてしまった・・・

一晩・・・
空になったベッドは暗かった。。

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2006.08.07

この上なく疲れた二日間が過ぎ去った。

週末の病院はお見舞いの方々がよくおみえになる。

もうすぐ転院をひかえた女性。
私の同年代のその女性は交通事故でトラックの下敷きになり背中に大やけどを負いながらの九死に一生を得るというのか・・命は助かった。しかしながら脳の損傷は大きく植物状態となった。
植物状態とは全脳の機能が停止している脳死とは違い、脳幹部(循環器や呼吸器の生命を維持していく部分)の機能が残存している状態をいう。
植物状態といわれるその患者様は自力で呼吸し、眼をとじて眠る。硬く硬直しながらも不随運動と判別し難い体の動きがある。

大きく見開いた綺麗な瞳が印象的であるが・・いつも険しい表情をしている。
その瞳から一筋の涙がこぼれおちていた。
涙・・私達はとかくその現象を化学的に判断してしまう。
だけどその患者様の瞳から流れる涙を見たとき・・
私の心は大きくざわめいた。
それはお見舞いのお友達が幾人か訪れて・・帰っていかれた直後・・大きな美しい瞳から流れ落ちた・・。
そう私は判断した。
決して眼の乾燥を防御するためだけの身体の反応ではないと・・。
悲しかったのだろうか・・
嬉しかったのだろうか・・
辛かったのだろうか・・
私には・・・わからない。。。

確認することのできない心のケア・・
反応の乏しい・・そんな方にこそそんなケアが必要なんだろう。

心新たに・・与えられた環境で仕事に向き合っていくことを今一度考えてみた。

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2006.07.24

人工呼吸器

明日、人工呼吸器を装着された患者様が入院してこられる。


病院と名を名乗っているにもかかわらず・・・
そういったME機器とはほぼ無縁な状態でやってきた病院。
老人病院・・死を迎えるための病院・・特別な検査・治療は必要なかった病院・・
いわゆる、療養型病院だった。
しかしながら・・・医療制度改正で、療養型の病院では利益をあげることができなくなった。
老人・寝たきりの方々の施設と変わっていくか・・
病院として高度な医療を携えていくか・・
選択を迫られている。

人工呼吸器が突然何十台も購入された。
どうやら・・人工呼吸器を装着されたままでも受け入れできますよ!どうぞお越しください!ということらしい。
これでいいのか?環境整ってるの?誰がその管理をするの?
ふきだまりのような医師と名乗るのも恥ずかしいような医師しかいない・・
看護師は知識・経験不足、その上・・全く向上心がない・・
介護士は患者を人とも思っていないように業務だけをこなしている・・

病院のこれからの方向が見えない。
ハード面でも何も無いといってもいいほど不足しているものが多すぎる。
私が20数年前新人だったころのシステムで・・体制が古すぎる。
上司がその上に意見を言えないため、私達の良い進言が生かされない。
はっきりいって・・滅茶苦茶。。

新しく他の一般病院からやってきた看護師はこの環境にかなり悩む。
何も考えず単に仕事として割り切れたら・・体は楽。
だけど・・心の奥底から自分の声が聞こえてくる。。
本当にこれでいいのか・・・・・。


明日の入院は私が担当する。
都合よく使われている自分が嫌になる。

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2006.04.05

低酸素脳症

このところ・・ベッドがよく空く。
ベッドが空くと・・すぐに入院の患者さまを迎えることになる。
 
今日私がK大学病院にお迎えにあがった患者さまは・・
私と同い年だった。

突然やってきた心筋梗塞の発作で心肺停止状態の後、蘇生。
各臓器は自力で動いているものの・・
低酸素の状態が長く意識は戻らない。
植物状態という。


迎えに伺った病室には可愛い女の子が3人佇んでいた。
高校一年生・中学二年生・小学四年生。
患者さまはその子達のお母さま。
お母さまを救急車に乗っていただき・・
その子達と私もその傍らに乗り込んだ。

こんな時どんな会話をすればいいのか・・
無邪気で素直な子供達。
大切なお母さまがなんの前触れもなく倒れ・・
ここに至るまでどんな思いをしてきたのか・・
これからどんな暮らしをしていくのか・・
・・・・・
笑顔で接する私の胸は重く・・苦しかった・・。

転院先の我が病院に到着。
やらなければならない通り一遍の処置を済ますと・・
持ってこられた千羽鶴・・
子供達の願いがこもったカレンダーの裏に書かれた励ましの絵・・
それらを心をこめて飾らせてもらった。
そして・・ナースステイションにあった美味しそうなおやつをコッソリさしだした。
そんなことしか・・私にはできなかった。。


最近・・同年代の方々の入院がとても目立つ。
脳血管障害や心疾患は突然発病することも少なくなく・・
医療の進歩?のお陰で命は助かることが多い。
命はあるが・・意識がない・・。
とても他人事とは思えない。
いつ自分の身に降りかかってくるとも限らない。


今日は・・
様々な煩悩を持ち暮らしてしまっている自分を戒めた。
そして大きな一つの決心をした・・
そんな一日だった。

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2006.02.06

死の心理変容

不治の病と宣告を受ける。
そんな人と多く接してきた。

キューブラロス氏は「死を宣告された時の心理変容」を研究された。
第一段階:否認・隔離
第二段階:怒り
第三段階:取引
第四段階:抑うつ
第五段階:受容
こんな段階を踏んで人は自分の死を受け入れていくと・・
看護師の学校では習う。

これらを胸に私達は患者様に接する。
反応・返答に悩んでしまう患者様の言動を理由付ける一つの思考過程と考える。
しかし・・それが解ったところで・・私達はどう接するべきか・どう言葉をかけるべきか・・悩む。
そんな時、私達はその患者様の元へ足を運ぶこが辛く・・足が重く・・なるべくなら接したくないと思ってしまう。
部屋の前で息を思いっきり吸い込み・・意を結してそんな患者様のベッドサイドに向かうほどだ。
そんな経験をしているナースはたくさんいるだろう。


果たして・・私はどんな看護をしてきたのだろう・・
自分を見つめなおしてみよう。。

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2006.02.04

夜勤明け

やっぱり・・今日も疲れた。。


今朝の出来事・・・

難聴でほとんどこちらの言っていることが聞こえていない。
認知症(痴呆)で話のつじつまが合わない。
いつもベッドの上で優しい言葉での独語がみられ。
トリガラのようにか細くなった体。
そんなオバアチャマがいる。。
私は何気にそのオバアチャマの手をとり・・
優しく摩りながら・・
「おはよう♪○○さん。。」と話かけた・・
私の言葉は全く聴こえていないだろうに・・
でもそのオバアチャマはいつもニコリともしないそのお顔をほころばせて・・
「あんたのニコニコした顔がうれしいねー」と話してくれた。

化粧も剥げ落ち、顔色悪く、疲れきった私にその言葉は・・
なんとも・・心を温かくしてくれた。。


17時間も拘束され・・クタクタになるまで働き・・自分の命を縮めている私達の仕事。
こんな些細なことにも励まされているんだろうな(^^)


今日の疲れはオバアチャマのおかげで少しは癒された。。

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2006.01.26

一瞬

今日も忙しいだけの日勤だった。
与えられた仕事だけをなんとかこなして・・一日が終わる。
こんなことでいいのか・・・・・
毎日のように思っていること。。

そんな中・・
若くして脳梗塞のため・・意識はあるものの殆ど寝たきり状態の患者様と向き合った。
言葉を発することができず・・
身動きもままならない・・
眼もあまりはっきりとみえていない・・
それでもこちらの言葉は理解しているよう・・
若く可愛い奥様がいらっしゃる・・
学生時代のボート部の仲間の方々がよくお見舞いに来られる・・
ご両親だけは毎日来られる・・
介護士は時間になればオムツの交換や清拭にやってくる。
私達ナースは時間になればお食事と称し・・腹部から胃に差し込まれたチューブから液体と薬液を流しにくる。
かける言葉は通りいっぺんのことばかり・・

そんな患者様はどんなことを考えているのか・・
自分をその立場に置き換えて考えてみる。
・・・・・・・虚。
そんな文字が浮かんだ。。
どんな言葉も虚しく感じるのではないか。。
私はそんな患者様を前に・・決して軽々しい言葉がけをしてはいけないといいきかせている。。
そんな患者様がほんの少しでもよかった!と思えることを探している。。
それが何なのかはわからない・・だけど考える。。
ほんの少し甘いプリンを口に含み・・美味しいと思えた一瞬・・
体をマッサージして気持ちいいと感じた一瞬・・
外の空気を肌で感じ・・あー寒いんだ~暑いんだ~と季節を感じる一瞬・・
そんな心に優しい一瞬を感じてもらえる努力をしている。。

今日は短い間だったが傍らで背中をさすり・・その手に触れた。。
そんなに体に力を入れないで・・楽にして・・と声をかけながら・・
患者様はそっと眼を閉じていた。。

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2006.01.05

仕事始め

今年の仕事始めは夜勤からだった。

通常・・入院患者様はよっぽどのことがなければ退院もしくは外泊という手続きをとり、お正月は自宅で過ごすことが多い。
よって・・入院患者様は激減し、おのずと私達の仕事も少しは楽になる。
ところが・・療養型の今の病院は患者様の数は全く減らない。退院はもちろん・・外泊・外出すらできないのだ。

介護保険が導入されて、なるべく自宅で介護をするように仕向けられてはいるが・・現実、自宅で介護をすることができる家庭は少ない・・いや不可能なのだ。
核家族が増え、不況の世の中・・働かなくては自分達の生活すらままならない家庭も多い。
寝たきり状態の家族を家で介護することの現実・・・
どれだけ理解されているだろう・・・

猫や犬、ペットの面倒を見るのとは訳が違う・・
どれだけの期間それは続くのか・・
24時間、人の生理的な面全てを・・
誰が・・・

今、私が身を置いている病院はそういった方々が入院されている。
植物状態・脳死状態:気管切開・胃ロウ造設・NG留置・尿道バルン留置・人工呼吸器装着・etc.を意味する。
家族がみえても反応なし・・足は遠のくのだろう・・

先日・・呼吸状態が悪化して危ない状態だった患者様を蘇生させた。そのことを家族に報告するのだが・・
その妻は・・・
そのまま死なせてやって欲しかった・・・と・・・
その言葉に私達はガッカリとした。。
私達は一体・・何をしているのか。。


生きていることの意味を考えさせられる。

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2005.12.14

VIP

VIP対応・・

昨日、転院して頂いた患者様は・・そのVIP対応の患者様だった。
転院先の病院でも担当医は病棟に「VIPの患者様」・・とピッチで連絡していた。

患者様本人は弁護士。
その弟様は大学病院のドクター。


私達平民ナースはみんな言っている。
「それがどうしたの?」

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2005.12.13

転院

今日は午後から患者様を他院にお連れすることになった。

数日前から鼻出血が止まらず・・
耳鼻科医のいない当病院ではその処置に四苦八苦していた。
いい加減な当直医が「ベロックタンポン」モドキ?なるものを入れたが・・
それが中途半端な処置で・・にっちもさっちもいかなくなり・・
耳鼻科のある総合病院へ転院した。

ドクターは付き添わず、ナースの私が付き添って行ったが・・
我が病院のドクターの処置のお粗末さに赤面状態だった。
それでも救急の場面での処置介助などをしていると・・
昔とった杵柄。。
救急患者に対応していた頃のピンと張りつめた緊迫感が心地よかったりもした。

今日はいつもと違った疲れがあったが・・
ちょっとした充実感があったりもした。


帰りはいつもよりぐんと遅くなってしまい・・
ほっぺを真っ赤にしてグッタリ気味の息子には悪いことをしてしまった。

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2005.12.05

腱鞘炎

今日も一日・・お疲れ様でした。

朝から夕方まで10分ほどの昼食以外・・ほぼ立ちっぱなし・・
その殆どが力仕事。

白衣の天使なんて誰が言い始めたのだろう。

理想と現実の狭間で悩むナースがどれだけいるだろう。
私もその中の一人。

こうあるべきだろうと思う医療・看護が現実の場面でどれだけ成されているか・・
患者様中心といわれながらその実際は・・???

今日も最低限の生理的ニーズを満たすだけに終わった一日。
私の右手は腱鞘炎であろう・・ズキズキと痛む。
シップをベタベタ貼ってこのPCも打っている。


病院の裏玄関を出ると・・
終わりかけた夕焼け空に・・三日月と一番星。
それだけが優しかった。

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2005.11.16

笑顔

笑う動物は人間だけだと言われている。

時々笑う犬・・なんて話題になったりするが・・どうみてもそれは笑っているように見えるだけのようだ。
希望的見方のようだ。
ロボットでも笑うという表情を作ることは不可能に近いようなことを謳っていた。

入院患者様の殆どが寝たきり状態。
その患者様全員に笑顔がない。
気管切開をして言葉を失い、自力での身動きも殆どできない・・それでもかろうじて意識がありマバタキや微かな首の縦や横に振る動作ができ、意思を伝えることができる患者様にも・・笑顔がない。

私は「いつも笑ってるね。怒ってるときでも顔は笑ってるみたいだよ」と仕事中いわれる事がある。
人に与えられた特権のような笑顔を私は大切にしてきた。
患者様に接するときも常に笑顔を・・と思ってやってきた。

だけど・・このところフト感じることがある。
笑えない・・自分の生死も自由にできないこの患者様方にとって・・私達の何気ない笑顔や軽い励ましの言葉・・・
どう感じておられるのか・・私達にはわからない。
もしかしたら・・私達の自己満足の看護に過ぎないのかもしれない。

そんなことを・・患者様をみつめながらよく感じる。
それでも・・思いやりの笑顔を絶やすことは・・私にはできない。。

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2005.11.11

インフルエンザ予防注射

暖かい布団の中でも冷たい足になってしまう季節がやってきた。
インフルエンザのことが世間で話されるようにもなってきた。

インフルエンザシーズンを前にまず病院では職員の予防注射が実施される。
もちろん強制ではないが・・私は毎年のように受けている。
そのおかげか?インフルエンザ大流行の病院の中でもかかることはなかった。

インフルエンザの特効薬として画期的な「タミフル」という内服薬ができ・・
初期のインフルエンザにはよく効果をあらわしていた。

そもそもウイルスは生き延びるために少しづつ変化・進化をするもので・・
このタミフルも効果をあらわさない日がもうすぐやってくると思われる。

抗生物質でもその乱用のおかげで・・耐性ができてしまい・・MRSAなるものが発生してしまった。

「自然治癒力」・・化学の世界にいながら私はこの力を信じている。
人を含めあらゆる生物は何とかして生きていこうと・・その固体が努力をする。
その自然の摂理に反するように薬物を与えることによってそのバランスが崩れ・・
原因不明の疾患や病原菌が出現したりする。


そんなことを考えながらも・・
今日は左の腕にインフルエンザの予防注射を受けた。
とっても痛かった(>_<)

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2005.11.10

センリョウ

一日が終わった。

今日の仕事は寝たきり状態の患者様を特別な機械を使って入浴する介助だった。
力仕事や体を洗う仕事は介護士の方々がすることになっているのだが・・
気管切開をしている患者様や胃ロウを造設されている患者様には看護師の観察とそれなりの処置が必要になってくる。

そんな中・・突然・・人工呼吸器を装着している患者様を初めて入浴させるという。。
意識は全くなく、自発呼吸も認めない。仙骨部はもちろん体のいたるところにトコズレがあり・・その処置は膨大なものである。
そんな患者様を入浴させるにはそれなりの設備と確立された手順が必要になってくる。

まるで思いつきのように入浴させる!という決定には私達は納得できない!

それでも決行された入浴には多大な労力を要した。
まさしく命がけの入浴。。

本当に疲れた一日だった。


家に戻ると・・
センリョウが届けられていた。
赤いセンリョウ。。黄色いセンリョウ。。
花瓶に生けられたセンリョウを思わず写真におさめた。

癒された・・ありがとう♪

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2005.10.22

ある庭師の方のサイトで施主さんの草木に対する思い出・思い入れを感じながら庭造りをした話を覗かせてもらった。

私の仕事でも、ベジタブルな状態になった方々の家族と接する時・・その方との思い出話をきかされたり、お尋ねしたりすることがある。

「この人はね・・社長をしてたんだけどワンマンでね~でもね。。私たちにはとても優しい人でした。」という老婦人
「倒れる前はね・・一緒にいつも出かけていました。倒れた時も・・今度はダンスパーティーに行く予定をしていたんですよ。」という団塊の世代の夫
「お父さん・・また来るからね・・これが楽しみにしていた孫だよ。」と写真をみせながら話しかける娘
「黄色い花が大好きだったんです・・」と黄色いバラやカーネーションを手に現れる息子
枕元に「おばあちゃん・・はやくよくなってね」と似顔絵入りの画用紙
ベッドサイドに飾られた「家族旅行をした時の写真」「バリバリ仕事をしていた頃の写真」「お孫さんの写真」・・

これらを感じるとき・・私はいつも自分の心に言い聞かす。。
ともすれば・・物として扱ってしまいそうな患者の方々・・
一人一人の患者様の人格や生き様、家族の思いや願いを・・・
決してなおざりにはしてはいけないと。。

今・・身を置く職場ではとても大切なことのように思っている。

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2005.10.13

私語

今日の午後・・看護部長に私の所属する7病棟は私語が多いと注意を受けたらしい。

看護師と介護士で機能別ナーシングというシステムをとり、血圧を測定する人は血圧を・・点滴をする人は点滴を・・オムツを換える人はオムツ交換を・・というふうに業務が進められている。

看護師よりも人数の多い介護士の大きな仕事の一つにオムツの交換がある。
57名の殆どの患者さまの下の世話をしてもらっている。
時間ごとに一斉にオムツの交換に回る姿はある種・・凄まじいものがあると私は常々思っている。
そのオムツ交換の最中・・私語が多い・大きい・・と注意をうけたらしい。

確かに大変な業務で・・朝も昼も夜も時間ごとにその時はやってきて・・ついつい慣れっこになってしまっているのだろう。また、物言わぬ患者様がほとんどでスタッフ同士で会話をするしかない・・というところもあるのだろう。
そんなこんなで注意を受けてしまったというところだ。

確かに・・この病院の特徴として・・そんなところは多々見受ける。
意識のないような患者様の前ではもちろん、意識のある患者様の前でも患者様に関係のない冗談を言い合い大笑いする。スタッフの噂話や悪口を話す。患者様の状態について大きな声で情報交換をする。などなど・・

人の振り見てわが振り直せ・・・
そう思っています。ハイ。。

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2005.10.09

くれよんしんちゃん

雨の日曜日。
こんな日は特別、お見舞いにやって来られるご家族が多いように感じる。

私と同い年のくも膜下出血OP後の女性の患者様がおられる。
気管切開を施され発語はみられず、表情もほとんど変えず、胃ろうからの経管栄養で口から食べることはできない。もちろん自力での体動もない・・そんな患者様

今日は会社がお休みのためか・・ご主人が来られた。

ベッドの傍らにそっと座され・・髪をとかし・・時折耳元で話をされている。
おもむろに・・カバンからDVDプレイヤーらしきものを取り出し・・患者様の観やすい位置にセットしはじめた。

忙しく動きまわっている私は・・その微笑ましい光景を気づかないふりをしながら行ったり来たり・・仕事をしていた。思わず声をかけたくなり・・
何をご覧になっておられるのか尋ねてみた。
ご主人は少しはにかみながら・・「くれよんしんちゃんのDVDを観てるんですよ」と・・
「子供のいない妻は甥っ子をつれてくれよんしんちゃんの映画をよく見に行っていたんです。案外感動する内容なのよ!と話していました。」「お気に入りの面白い場面では表情を少し変え、笑っているようなんです」と教えてくれた。

患者様である奥様はとても美しく・・ご主人は優しさが溢れる上品な方・・
「くれよんしんちゃん」は似つかわしくないようにも思えるが・・
微笑ましいお二人に・・私は感動してしまった。うらやましくも感じた。


画面をのぞくと・・ひと目で・・「くれよんしんちゃん:夕日のガンマン」と題名を発してしまった私に驚かれるご主人だった(^^)

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2005.09.16

新人研修ー接遇

新しい職場で4ヶ月が過ぎた。
新人に対して新人研修なるものが開催された。

まず初日は「接遇」
これまでの看護師人生で幾度となくこのテーマでの研修は受けた。

高齢者がほとんどの今の病院ならではの項目。
「気をつけよう!高齢者ケアのタブー」
 ①急がせる ②バカにする ③恩にきせる ④無視する
 ⑤ほうっておく ⑥赤ちゃんあつかいする ⑦友達感覚
 ⑧強制する、命令する ⑨失敗をなじる ⑩抑制する
 ⑪否定する ⑫説明しない
それぞれなるほどな~と考えさせられる内容だった。

しかしながら・・私の所属する病棟では認知症状態の患者も含め会話のできる患者様は数人しかいない。
これも寂しい話であるが・・

意識があるのかどうかも定かでなく言葉を発することのできない患者様・人工呼吸器などにつながれて生かされているという状態の患者様・・そういう方々にもそれぞれの人生があり、それぞれにその生に深く関わってこられた家族がある。
そういう家族の患者様に対する思いを忘れてはならないと強く思っている。
親・妻・夫・子供・親類・恋人・友人・・・患者様を取り巻く様々な方々の立場を考える。どれだけの思い出があるのかを。どれだけ大切な存在だったのかを。

そういう気持ちを持って患者様を見つめていると・・胸があつくなることがある。


新人研修・・いまさら・・と言う気もするが・・・
いつも新しい気持ちで仕事に臨むことはとても大切に思っている。

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2005.09.12

夜の仕事

世の中には夜、仕事をしておられる人がゴマンといる。
その方々と一度話をしてみたいと常々思ったりしている。
しんどくない??

おてんとう様が昇ると眼をさまし・・ちょうどいい月明かりを感じながら眠りにつく・・。
人の生の一つのリズムである。
このリズムに乗っかって毎日を過ごせること・・
これがどんなに幸せなことであるか、夜の仕事をするたびに感じてしまう。

私達の仕事は三交代勤務では8時間から10時間、二交代では15時間から18時間くらい夜仕事をすることになる。その中で1~2時間くらいの休憩をとることになっているが・・病院では何が突発的に起こるかわからない。その勤務時間の殆どをある種の緊張状態で働いていることになる。
集中力の面から考えてもそんなことが可能であるだろうか・・?

夜勤を終えて家に戻るとドッと疲れがでる。あたりまえのこと。
陽の高いその時間に眠ろうとするが・・熟眠することなんてできない。
疲れた体で夜を迎え・・暗くなってからグッスリ眠る。

この体の疲れは何とも言えない・・誰にもわかってもらえない・・そんなものがある。
身も精神も・・・
暖かな布団に包まれて心安らかに眠りたい。
私が夜勤のたびに願うこと。。

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2005.09.08

監査

年に一度、院内監査が厚生労働省から保健所を通じて行われている。
今日がその日だった。

数週間前から「監査・・監査・・監査があるから・・」と師長達は騒いでいた。

私達がすることは自分の受け持ち患者のカルテやカーデックスを整理すること・ケアプランを立てておくこと・サイン漏れをなくしておくこと・・などなどだ。

カルテはもちろんのことながら・・星の数ほどある書類の不備をなくしておくこと。
患者さんのベッド環境を整えておくこと。
医療器具をキチンと収納しておくこと。
ナースステイションの備品の整理。
職員の服装・笑顔・挨拶・言葉使い。
などなど・・多岐にわたってチェックをされるそうだ。


半年前に働いていた病院で「病院機能評価」を受けるために約一年越しに頑張ってきたことを思い出した。
それは・・病院全体で頑張ってきた。
そして・・めでたく合格印を頂くことになった。

今回の「監査」はそれに匹敵するようなものではないが・・
師長達の必死さをみるに・・なんだか思い出してしまった・・
「監査」のためにいろんなことをあわててやるんじゃなくて、日ごろからやっておけばそんなにあわてることもない。
というか・・むしろありのままを監査してもらいたい思いである。
うわべだけを取り繕うそういう体制がおかしい。

今日、私は休み。
あ~よかった♪

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2005.09.02

経管栄養

介護療養型の病院には経口的に食事を摂れる方は少ない。
たとえ口から食物を摂取できたとしても・・嚥下能力が劣るが為にブレンダリー食といってミキサーでドロドロにされた食物を人の手で摂取する。

そういう方々はまだ人間らしい。。

鼻から胃まで管を入れている・胃の辺りの腹部から穴を開け管がでてきている。
そこから経管栄養として高カロリーの飲み物を入れる。
そうやって生かされているもの言わない方がたくさん入院されている。


この経管栄養のシステムがこの9月から変更されることになった。

そこで誰がどこまでの業務をするのか・・
例によって例のごとく・・
看護師と介護士との間で意見が食い違ってくる。

今日もそういったいざこざの中仕事をした。
ドッと疲れてしまった。

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2005.08.31

当直

三交代勤務・・一勤務約8時間だった。

二交代勤務・・すなわち当直制。
日勤は9:00~16:30とかなり短いが・・
当直は16:00~翌日の9:15とかなり長い。
途中、約1.5時間の休憩はあるが・・その拘束時間はかなり長い。

当直明けで家にたどり着き、シャワーをして少し横になるが、よく眠れて2時間程度。
おてんとう様が上がっているときにはやっぱり眠りは浅い。
夜はバタンキューと眠ってしまうが翌日に疲れは残る。

独身時代はのんびり過ごしたり・・遊びにでかけたり・・と自分の時間を謳歌できたが
家庭を持つとそうはいかない。
子供のことや家のこと・・やらなきゃならないことは目白押し。

こうやって・・命を縮めながら仕事をしていかなくっちゃいけないんだな~

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2005.06.17

ヒヤリ報告書

今の病院でも様々な委員会があるようだ。
その中の一つに「事故防止委員会」なるものも存在するようで、事故の報告書を見かける機会があった。
その名は「ヒヤリ報告書」


この1ヶ月と少しの間でも私が犯したミスも含め・・ちょこちょことしたミスは発生している。
しかしながら・・それらは表沙汰にはならない。
むしろウヤムヤに隠してしまっているケースが殆どである。

ヒューマンエラーは医療の現場だけでなく人が関わる場面では必ず起こるとされている。
一昔前のように・・気を引き締めて!とか自覚を持って!とか・・そんな根性もののように個人の精神面への働きかけだけではエラーは防ぐことができない。
ソフト・ハードの面からその対策を考えていかないといけない時代である。
そんなことは何年も前から言われてきていることである。

医療の場面では、尚のこと・・エラーは絶対に許されない。


ここ最近できたらしい、その「ヒヤリ報告書」もまだ使い方が統一されておらず・・スタッフに浸透していない。
そもそも・・「ヒヤリ・ハット」というのは、日常の業務の中で「ヒヤっとしたこと」や「ハッとし思い直したこと」などをお互いに表出しあって、問題が起こる前に改善できることはないかを検討するためのものなのである。
報告・表出こそが事故を防ぐ第一歩・・と言われ、多くの報告がでていることで高い評価を得ることができるのである。
「報告書」と言うものを書かされることで・・一つのミスが一個人を責める機会にもなりかねない。またミスを隠そうという体質がなお深まってしまうことがある・・というのが残念ながら現状である。
アクシデントやインシデントの報告書なら理解もできるが・・当病院ではヒヤリの段階で報告書を書かせようとしている。
全くのナンセンス。。


私は思わず・・「もう少し勉強するなり・・他の病院での現状をきくなり・・して検討しないと意味のない事故対策に終わりますよ」と・・新人ながら発言してしまった。

以前の病院でのリスクマネージャーとしての血が騒いできた。。
ダメダメ。。

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2005.06.06

ROM

運動を最大限に行った時、この肢位と基本肢位との間の角度を関節可動域と呼ぶ。
この関節可動域を「ROM」=「range of motion」 と称している。

職場で・・「ROMお願いします!」なんて言葉がかかるが・・
私は「何のこと??」と思ってしまった・・

「関節拘縮予防のためのリハビリをするように」と言う事のようだった・・

ま、言葉のことはよしとして。。


それにしても、関節の硬いこと。
それでも、関節の屈伸を続けるうちに心なしか関節可動域は増してくる。

もっともっと早い時期から日常的にリハビリを続けていれば・・こんなに拘縮は進まないものの・・
今の医療の現場ではそれも無理なよう・・

関節という関節を硬くし、変形していく体は・・
寝衣の着脱もままならず・・
これからどうなるのだろうか。。

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2005.05.31

師長からのお話

今日の昼休み・・
介護士と看護師が集まる中、師長が「みんなに言っておきたいことがある。」ということで話があった。
話しにくいことなのか・・まわりくどい話のため・・何を言いたいのか・・はじめのうちよく分からなかった。

結局、数日前の夜勤帯の出来事・・
夜勤は看護師2人・介護士3人で約60名の患者を観ている。
その内の一人の看護師が具合が悪くなり・・忙しい明け方の時間帯・・動けなくなったそうだ。
その為残りのスタッフで仕事をすることになったのだが・・看護師一人ではその役割分担をこなすことができず、介護士にもその一部を手伝ってもらったりして協力してなんとか業務ができたらしい。が・・
その具合が悪くなって動けなかった看護師が・・感謝の意を示すどころか・・「3人も介護士がいるんだから食事介助くらい介護士だけでできるはずだ」なんて発言したらしい。
そんなことを言われた介護士さん達は・・憤慨したという。
こんなことはあってはならないことだ!と師長は介護士さん達に気を使いながら、看護師の発言を諌めていた。

つまらない・・なんて言っちゃいけないのだろうが・・・
こんなことでゴチャゴチャする世界が・・ホント・・嫌になる。。

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2005.05.26

口腔ケア

口腔の汚染は人の汚れの中で最も著名に現れるもののように感じる。

健康な人でも歯周病はもちろん口腔内に常在する細菌のおかげで、口臭や舌苔・虫歯が発生する。
まして寝たきり状態や認知症などで口腔内の清潔が保てないような人はその汚れは顕著に現れる。

そういう時に口腔ケアが重要な看護になってくる。

今の介護病院では一日に4回・・全員の口腔ケアにあたっている。
歯のある人には歯ブラシを使用それに加えて歯のない人用に作られた綿棒も使用している。
水溶のデンタルガム・希重曹水・・いろいろ使い分けて・・・一斉に実施する。

そのおかげで、患者さまの口腔はそれほど汚染されている様子はない。

今まで働いていた総合病院では、やらなくちゃいけないと思いつつも命に直結することが優先されてなかなか手がまわらなかったのが現状だった。
道具の工夫・体制の見直し・・いろいろと考える必要があった。


見習わなければならないことも・・ある。。
そう考えることも必要だな。。

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2005.05.23

介護士vs看護師

介護療養病院と言うだけあって、介護士さんの人数がとても多い。

夜勤もこなす介護士さん。
夜間も看護師2人と介護士さん3人で16:15~翌9:15まで、55床の私の所属する詰所で仕事をする。
日勤でも介護士さんは看護師と同等もしくはそれ以上の人数を有している。
ということは介護士さんの人数の方が看護師のそれより多い。

私が10日ほど仕事をして・・感じることに・・
介護士さんと看護師の仲があまりよくないということ。

それぞれがそれぞれの仕事を黙々とこなす。
患者さまは一人・・それなのに流れ作業のように・・
まるで大きな車工場でひとつの車をそれぞれのパーツに分かれてひとつの車をを仕上げるかのように・・
そんなことを思わせる看護だ。

今日、私は勇気を振り絞って・・介護士さんに用を頼んでみた。
ジロリと睨まれた。
こんな思いをするなら自分ですればよかった・・なんて思ってしまったが・・
そんなことをしていると・・自分の本来の仕事が終わらない。

こうやって・・割り切って・・
これから仕事をしていくんだな~。。

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2005.05.19

ミス

入職から連日の勤務。
そんなに体は疲れているつもりはなかったのである・・
今日のこの暑さに患者様も状態を不安定にし・・
仕事が忙しかった。

そんなことは全くの言い訳にはならないのであるが・・
私は配薬ミスを犯した。

夕方に内服するはずの薬を昼に配薬してしまった。
直接その薬を注入した訳ではないが・・
私がその薬を患者様のもとに届けなければこんなことは起こらなかった。

これまでの病院ではすぐにアクシデントレポートを書き、何故そんなミスが起こったのか分析し問題を共有するところであるが、今日のミスでは「ま~仕方ないね。大丈夫でしょう~。」ということで師長ともどもそうのたまわれた。

私は驚くやら・・
安堵するやら・・
自己嫌悪に陥るやら・・
誕生日である今日が最悪の一日になってしまった。。(T_T)

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2005.05.18

輸液

人が生きていくために必要な水分・電解質・カロリーを与えるために点滴を施される。
病院では当然のように実施されていることである。

今私が働く病院の350床もある患者様のほとんどが寝たきり。
関節や筋肉は拘縮してきている。
患者様の血管はあたりまえかのように萎縮し健康な人のその血管とは全く違う。

そんな患者様に点滴の指示がでている。
実施するのはナース。

ナースは苦心しながら・・
手や足の指の毛細血管や挙句の果てには頸静脈に針を突き刺している。
私には眼にしたことのないような光景だ。

痛い!やめてくれ!と訴えない患者様とはいえ・・
果たして私にはできるのだろうか?

そうも言ってられない・・そんな日がもう近い。


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2005.05.16

処置係

働き始めて一週間が過ぎた。
患者様を覚えるためにも毎日毎日処置の係りをした。

今までは受け持ち制で看護業務にあたっていたが・・
今では全くの機能別看護である。
よって・・一日中・・一週間・・ずっと処置をしている。

今日はその中でも週に二回ある特浴日といって、寝たきりの患者様をお風呂にいれてあげる日である。
入浴は介護士さんが実施し・・その後を追うように私たち看護師が気管切開部や胃瘻部、褥創などの処置をしながらオムツや寝衣を着用していく。

全くの流れ作業だ。

物言わぬ患者様がほとんどのため・・これもいたしかたないのか・・

やっぱり疑問だ。

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2005.05.14

新しい病院

GW明けから、新しい職場で仕事を始めることになった。
2次救急をとっていた総合病院から、今の介護療養型の病院への転職となった。

仕事を始めて1週間が過ぎた。

体も心もすっかり疲れてしまったが・・
自分で決めた道だから・・頑張っていくしかない。。


こんなにも患者相が違うのか・・・
こんなにも看護が違うのか・・・

疑問だらけの毎日だ。

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2005.02.03

合掌

このところの連日の雪に少しまいっている。
青い空は・・いつ見ることができるのだろう。。

昨日の深夜も・・今日の日勤も・・
二日も連続で命が消えていく場面と遭遇した。。

高齢で、いつその命が消えても不思議でない方々・・
そばで見守る家族もなく・・そっと・・息を引き取っていった。。

それでも、駆けつけた家族は涙を流してくれ・・
私達の気持ちは少しは報われた。。

雪が降りしきる暗い病院の裏玄関・・・
私達は手を合わせて見送った。。

重い心をかかえながらも・・病棟に戻れば・・笑顔で過ごさなければならない。。
プロですから・・・。

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2005.01.06

特浴

今日は、年が明けて2日以来の仕事だった。
お正月はのんびりと上げ膳据え膳の生活だったため・・
今日の仕事はさぞ辛いだろうと予想していたのだが・・
朝、目覚めると・・なかなかどうして・・さ~やるぞ!という勢いだった。

元気良く出勤したのはよかったが・・
今日の業務は「特浴」だった。
「特浴」とは、書いて文字の通り・・「特別な入浴」・・ということだ。
主に寝たきりの患者様を特別なベッドに乗せ、入浴をする。
これはまた・・なかなか体力を必要とするもので・・
ナースの例の白衣に白の長靴・白のビニールの長ーいエプロン姿。
まるで魚屋さんのいでたちだ。

二人一組で患者様の入浴に当たる。
あたりまえだが、患者様は裸。だから部屋の温度はかなり高めに設定する。
あたりまえだが、私達は魚屋さんスタイル。高い気温と湿度でかなり暑い。
せっかく朝・・綺麗にお化粧してお歳をごまかし・・髪のセットもバッチリにきめてきたのに・・
全て無駄!
お化粧どころか・・全身汗まみれ。おまけに髪の毛は湿度でボワボワ。
重たい患者様を移動させるのに・・ベッドに乗りあがり・・全身の力を出し切る。

ベッドバス(清拭)に比べると「特浴」での清潔度は雲泥の差で違う。
とっても綺麗になる。
一日中・・こんな仕事をしていた。
それでも「特浴」できたのは7名。。
正常な意識の中、喜びを表わしてもらえた患者様は2名かな。。?

もしかして・・これは・・私達の自己満足の世界なのかもしれないな。。

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2004.12.15

復命書

12月14日滋賀県看護協会が主催する研修会『看護倫理 安楽死・尊厳死について考える』を受講させていただいた。
今年度の自己目標の一つに倫理について理解を深め、日々の看護に生かすことができる。ということを上げており、その目標達成のための何かを得ようと努力をした。
 講師は西森三保子先生。看護師として臨床を続けながらその研究を続けられていた方である。生命倫理についての理解を深める講義のあと、各国の安楽死・尊厳死の実情を聞き、グループワークで死の自己決定・代理決定のついて考えさせられた。
 バイオエシックス(生命倫理)の定義として現在では「保健医療や生命科学に関する、倫理的・社会的・法律的・哲学的およびその他関連諸問題について研究する学問である」とされている。難しい文面であるが、先生は簡単に言えば「社会の人々の納得のいく幸せのために研究する学問」であるといわれていた。その納得のいく幸せの為には、①患者の選択権と自己決定権の尊重。②患者の命は主権者である患者自身のもの。③医学的限界を感じさせる時の医療者の対応。④情報の共有の大切さ。⑤病名・予後を告げた後の支え。⑥家族を含めたケアの大切さ。を考慮されなければならない。すなわち、相手の権利を尊重し自分の義務を果たす。相手にとって良いと思うことを相手の立場に立って考えたうえ良いと思う医療をするということであった。人権を守る医療の基本として、インフォームド・コンセントは重要で、その前提条件として①患者からの医師への質問の自由。②患者が同意した医療の実施上の責任。③患者の同意・拒否権。④患者の同意後の撤回権。⑤医師を選ぶ患者の権利。⑥患者の選択権の制限。が上げられた。その中で、特に「④患者の同意後の撤回権」については、いろんな同意書を患者様に書いていただいているが、それに撤回する権利があるということを患者様は知っているのだろうか?と疑問に思った。「⑥患者の選択権の制限」この意味は、医療者側が提示したいくつかの治療法を患者が選択するわけだが、その中に患者が選ぶ治療が含まれていない場合、他の医療機関を紹介したりする制限があるということである。
そんな中で、看護師としての役割として「アドボケート」が重要であると強く感じた。「アドボカシー」とは重要なことを積極的に支援し、サポートすること。自分自身で表現できない人に代わり基本的人権を守ることをいう。以下のまとめてみた。
[アボドカシーにおける看護師の役割]
1、患者の擁護  ・患者の人権を守る・患者の権利について患者に説明 ・患者がこれらの権利について理解したかの確認 ・患者の権利に侵害があればこれを防ぐ
2、患者の価値観の尊重  ・患者が自分の価値観で選択ができ自己決定できるように助ける ・看護師は患者に医療の選択ができるように強要するのではなく、選択・自己決定できるように選択肢の利点・欠点を理解し患者が考えられるように援助する   
3、患者の基本的人権の尊厳 ・人間としての尊厳 ・プライバシーの保護 ・守秘義務
 安楽死については、その定義はなく「間接的安楽死」「消極的安楽死」「消極的安楽死」などの区別されているが、現在では「尊厳死」という表現がされている。日本尊厳死協会なるものが実在し「リビングウイル(生前発行の遺言書)=尊厳死の宣言書」というものが存在し、自己決定ができない状態においても自分がどんな死を迎えることを希望するかを明記しておく遺言書というものがある。
患者様が「安楽死をさせて欲しい」と訴えられた時、医療者としてどのような対応をすることができるか?「私達は安楽を保証することができますが、死を保証することはできません」と答えられたという先生の言葉が印象的だった。 
 グループワークでは、輸血拒否の信仰をもつ少年が交通事故で輸血を余儀なくされた時の病院側の対応について考えた。医療者側の常識として命を助けるための輸血は当然のことながら必要と思われるが、人権を尊重した患者側から考えるとその意志は尊重されなければならない。事故となると加害者との利害関係も無視することもできず、とても難しい問題であった。結局はこれが正しいという結論はでなかった。これが倫理の倫理たるところであるといわれていた。
 今回の研修では、臨床をもとに実例を交えての講義であったため、うなずけることがおおく、自分の行ってきた看護・医療を見つめなおす良い機会となった。私達は、とかく医師の診療の介助や患者様の身の回りのお世話を中心に日々の看護を実施しているところがあるがそれだけにとどまらず、看護師としての倫理観・道徳観を身につけるとともに、看護師のこれらの重要な役割を医師にも再認識していただき、倫理をもとに意見を交わせる環境を作る必要があると強く感じた。
今後も、今回理解を深めることができた倫理をもとに、自分自身最も関心を抱いているホスピスについても学習し実践できる努力をしていきたい。

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