2007.02.16

薬係り

毎週金曜日、誰かが薬係りに任命される。

光栄にも一日中・・立ちっぱなしで一週間分の薬の仕分けをする。 

今日は私・・・・
まだこんな薬飲んでんの~
粉薬が鼻にムズムズ~
また間違ってるぞ~
なんでこんなにいっぱい~

こんな感じで一日が終る。。

なにをしてるこっちゃ=(+_+)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.02.15

中心静脈栄養

あと数ヶ月で100歳を迎える男性。
GCの術後で胃が殆どない。
経鼻カテーテルで栄養を補うが、逆流性肺炎を繰り返してしまう。
絶食状態で持続補液。
やせ細った体はあらゆる褥創好発部位の骨が突出している。
除圧にも限界がある。
成るべくしてできてしまった仙骨部の褥創。
栄養は殆ど入らず、持続点滴の血管にも限界がきている。
褥創はドンドン悪くなる。。

今日、やっと・・IVHが施された。
鎖骨窩静脈ではなく・・頚静脈から・・
しかしながら・・・
カテーテルは無残にも心臓とは反対の上方へ向いていた。
あ~高カロリーは入れることができない。。
あ~あ。。

今日も一日疲れた・・(ーー;)

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2007.01.06

ノロウイルス

昨年末からはやりだした流行性急性胃腸炎
私の所属する病棟でも流行しました。

普通でない下痢を起こした患者様が出た時・・
私達ナースは、「これはおかしい!」と上司に訴えました。
その時すでに世の中ではノロウイルスが流行し始め、それを疑うのはあたりまえでした。

介護職員がオムツを交換する時、その手袋は3人に一人の割合で交換する。その3人の一人一人にはお手拭でてをぬぐってからオムツ交換をする。そんなオムツ交換を指導していました。
そのウイルスの性質から考・・直ちにそんなオムツ交換の方法を改めるよう訴えました。
これまでもその訴えは続けていましたが、改める気配もなく・・
このような下痢の患者様が出現しても改めてもらえませんでした。

そうこうしているうちに・・次から次へと・・水様の激しい下痢。噴水状の嘔吐。

やっと・・やっと・・便・吐物を検査に出しました。
検査結果に6日間かかりました。
その間にも患者は増え・・職員も感染していきました。

検査結果がでてから・・病院を上げての対策。。
全く遅い。。
既にその時には患者様の三分の一は感染。
職員の三分の一も感染。

ここにきて・・やっと下火になってはきましたが、まだ2日に一人くらいの割合で感染らしき患者様は出現しています。

このノロウイルスで誤飲性肺炎で命のを落とした患者様もいらっしゃいます。

危機管理体制。。
今一度考えていかなくてはならない時でしょう。。
しかしながら・・この反省も生かせず・・未だマニュアル作りにも乗り出していない・・
一体この病院はどうなるのでしょう。。


幸い・・私は発病しませんでしたが・・きっとキャリアではあったと思います。

クタクタの年末年始でした。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006.11.13

大腿骨骨幹部骨折

大腿骨が真ん中でポキリと折れていた。

SHAのOP後後遺症で寝たきり状態の女性。
自力体動は不可・かなり長期の寝たきり状態のため下肢の関節拘縮は著しい。
気管切開のため声こそ出せないが開眼はしており微かなうなずきは見られる。微かな表情変化もある。

骨の転位による大腿部の変形で気付いた。
数日前のオムツ交換時に膝関節がポキッと鳴ったのを聞いた者がいる。
レントゲンで鋭角に折れた骨は段違いに交差していた。
不思議なのは、あれだけの骨折で出血による腫脹がほとんどないこと。バイタルにも変化がないこと。表情にも変化がなかったこと。

ただちに、総合病院へ転院の措置がとられたが・・・
転院先の病院へ転送するが・・・
すぐに戻って来られた。
なす術(スベ)がないから。
そうかもしれない・・・
肺炎で高リスクのため手術はできない。
膝関節・股関節の拘縮で牽引もできない。
将来的にも歩行する可能性はない。

疼痛に対してはどうするんだ。
清潔面の援助はおろそかにならないか。
体位変換はしっかりしないと褥創ができるぞ。肺炎悪くなるぞ。

一般人といっていいほどの介護者・ナースも知識不足の者が多く・・
ドクターですら「専門外」と発言してしまう。


患者様は命ある人です。
私はやっぱり声大きく意見を述べることをやめることはできない。。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006.10.25

ナースの涙

ナースが流してしまう涙・・・。
どう思いますか?


看護学生の頃、病院実習で受け持ちのおじいちゃんが亡くなった。。
ベッドサイドでも大泣きし・・
実習時間のほとんどを半泣きで過ごし・・
帰ってからも寮でシクシク泣き・・

「これから看護師なるんだから、そんなことでどうするの!患者さんの前で涙なんて見せていたらプロとして失格よ!」と先輩方から注意を受けた。


新人ナース・中堅ナースと経て熟年ナースになりかけている今でも・・・・・
やっぱり涙は溢れる。。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006.10.23

空床

夜勤のため、出勤。
白衣に着替え・・気持ちをあらためキャップをかぶる。
まず、ナースステイションを訪れると・・四人分読み取れる転送心電図モニターに目を向けた。
一つ空いていた。
やっぱり・・・・・

脳梗塞の後遺症で右半身麻痺、肺癌にも罹患し・・約一年前に転院してきた高齢の男性。

先週あたりから呼吸状態が悪化し、俗に言う危篤状態となった。
家族関係は難しいながらも、毎日夕方になると私と同年代くらいの娘さんが姿をみせていた。
状態悪化に伴ないその娘さんは午前中も姿をみせるようになった。

夜勤の前日・・日勤で・・・
呼吸状態がより一層悪くなり、手足は冷たく・・下顎呼吸というあえいだような呼吸を呈するようになってしまった。
それでもウッスラ開眼しこちらを見ていてくれいるように感ずる。
日勤が終わりをむかえる時・・私はその患者様のベッドに訪れた。
娘さんと一緒にその男性の冷たくなった手を握り・・・
よく頑張ってきたよね。。。
もう楽になってもいいよね。。。
だけどお別れするのは寂しいね。。。
でもしんどいよね。。。
あ~むずかしい。。。
などと娘さんと共に言葉を交わしながら・・・共に胸が熱くなった・・・
でも・・私が来る明日の夜勤まで待っていてね。。。
とても複雑な気持ちで言葉をかけてしまった・・・

一晩・・・
空になったベッドは暗かった。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.07

この上なく疲れた二日間が過ぎ去った。

週末の病院はお見舞いの方々がよくおみえになる。

もうすぐ転院をひかえた女性。
私の同年代のその女性は交通事故でトラックの下敷きになり背中に大やけどを負いながらの九死に一生を得るというのか・・命は助かった。しかしながら脳の損傷は大きく植物状態となった。
植物状態とは全脳の機能が停止している脳死とは違い、脳幹部(循環器や呼吸器の生命を維持していく部分)の機能が残存している状態をいう。
植物状態といわれるその患者様は自力で呼吸し、眼をとじて眠る。硬く硬直しながらも不随運動と判別し難い体の動きがある。

大きく見開いた綺麗な瞳が印象的であるが・・いつも険しい表情をしている。
その瞳から一筋の涙がこぼれおちていた。
涙・・私達はとかくその現象を化学的に判断してしまう。
だけどその患者様の瞳から流れる涙を見たとき・・
私の心は大きくざわめいた。
それはお見舞いのお友達が幾人か訪れて・・帰っていかれた直後・・大きな美しい瞳から流れ落ちた・・。
そう私は判断した。
決して眼の乾燥を防御するためだけの身体の反応ではないと・・。
悲しかったのだろうか・・
嬉しかったのだろうか・・
辛かったのだろうか・・
私には・・・わからない。。。

確認することのできない心のケア・・
反応の乏しい・・そんな方にこそそんなケアが必要なんだろう。

心新たに・・与えられた環境で仕事に向き合っていくことを今一度考えてみた。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.07.24

人工呼吸器

明日、人工呼吸器を装着された患者様が入院してこられる。


病院と名を名乗っているにもかかわらず・・・
そういったME機器とはほぼ無縁な状態でやってきた病院。
老人病院・・死を迎えるための病院・・特別な検査・治療は必要なかった病院・・
いわゆる、療養型病院だった。
しかしながら・・・医療制度改正で、療養型の病院では利益をあげることができなくなった。
老人・寝たきりの方々の施設と変わっていくか・・
病院として高度な医療を携えていくか・・
選択を迫られている。

人工呼吸器が突然何十台も購入された。
どうやら・・人工呼吸器を装着されたままでも受け入れできますよ!どうぞお越しください!ということらしい。
これでいいのか?環境整ってるの?誰がその管理をするの?
ふきだまりのような医師と名乗るのも恥ずかしいような医師しかいない・・
看護師は知識・経験不足、その上・・全く向上心がない・・
介護士は患者を人とも思っていないように業務だけをこなしている・・

病院のこれからの方向が見えない。
ハード面でも何も無いといってもいいほど不足しているものが多すぎる。
私が20数年前新人だったころのシステムで・・体制が古すぎる。
上司がその上に意見を言えないため、私達の良い進言が生かされない。
はっきりいって・・滅茶苦茶。。

新しく他の一般病院からやってきた看護師はこの環境にかなり悩む。
何も考えず単に仕事として割り切れたら・・体は楽。
だけど・・心の奥底から自分の声が聞こえてくる。。
本当にこれでいいのか・・・・・。


明日の入院は私が担当する。
都合よく使われている自分が嫌になる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.04.05

低酸素脳症

このところ・・ベッドがよく空く。
ベッドが空くと・・すぐに入院の患者さまを迎えることになる。
 
今日私がK大学病院にお迎えにあがった患者さまは・・
私と同い年だった。

突然やってきた心筋梗塞の発作で心肺停止状態の後、蘇生。
各臓器は自力で動いているものの・・
低酸素の状態が長く意識は戻らない。
植物状態という。


迎えに伺った病室には可愛い女の子が3人佇んでいた。
高校一年生・中学二年生・小学四年生。
患者さまはその子達のお母さま。
お母さまを救急車に乗っていただき・・
その子達と私もその傍らに乗り込んだ。

こんな時どんな会話をすればいいのか・・
無邪気で素直な子供達。
大切なお母さまがなんの前触れもなく倒れ・・
ここに至るまでどんな思いをしてきたのか・・
これからどんな暮らしをしていくのか・・
・・・・・
笑顔で接する私の胸は重く・・苦しかった・・。

転院先の我が病院に到着。
やらなければならない通り一遍の処置を済ますと・・
持ってこられた千羽鶴・・
子供達の願いがこもったカレンダーの裏に書かれた励ましの絵・・
それらを心をこめて飾らせてもらった。
そして・・ナースステイションにあった美味しそうなおやつをコッソリさしだした。
そんなことしか・・私にはできなかった。。


最近・・同年代の方々の入院がとても目立つ。
脳血管障害や心疾患は突然発病することも少なくなく・・
医療の進歩?のお陰で命は助かることが多い。
命はあるが・・意識がない・・。
とても他人事とは思えない。
いつ自分の身に降りかかってくるとも限らない。


今日は・・
様々な煩悩を持ち暮らしてしまっている自分を戒めた。
そして大きな一つの決心をした・・
そんな一日だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.02.06

死の心理変容

不治の病と宣告を受ける。
そんな人と多く接してきた。

キューブラロス氏は「死を宣告された時の心理変容」を研究された。
第一段階:否認・隔離
第二段階:怒り
第三段階:取引
第四段階:抑うつ
第五段階:受容
こんな段階を踏んで人は自分の死を受け入れていくと・・
看護師の学校では習う。

これらを胸に私達は患者様に接する。
反応・返答に悩んでしまう患者様の言動を理由付ける一つの思考過程と考える。
しかし・・それが解ったところで・・私達はどう接するべきか・どう言葉をかけるべきか・・悩む。
そんな時、私達はその患者様の元へ足を運ぶこが辛く・・足が重く・・なるべくなら接したくないと思ってしまう。
部屋の前で息を思いっきり吸い込み・・意を結してそんな患者様のベッドサイドに向かうほどだ。
そんな経験をしているナースはたくさんいるだろう。


果たして・・私はどんな看護をしてきたのだろう・・
自分を見つめなおしてみよう。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

つぶやき | ナース | 巨樹巨木 | 熱帯魚